SHUSHU(沢の鶴) / SAWANOTSURU

・問題点、課題

丁寧なお酒作りをしていても今の若者に届かなく、日本酒離れが大きな問題でした。日本酒の持っている今までの文化を大事にしながらも、もっとカジュアルに飲める、日本酒を考える必要がありました。地酒や他の企業では開拓できない市場を開拓し、次世代の消費者を創造することが課題でした。

・デザインしたこと

日本酒ではありえない、瓶のまま飲むというシーンのデザインから考えていきました。 もちろん日本酒はおちょこなどに注いで飲むと楽しみ方が膨らみます。しかし、この新商品の役割は新規開拓。道具にとらわれることで開拓先が狭くなってしまいます。瓶のまま飲めるクラフトビールのような飲み方ができると、クラブや野外イベント、カジュアルなお店に酒器がない状態でも流通できるのです。このアイディアがデザインの本質となりました。季節に合わせたラベルや、ポスターやポップ、動画、写真、web、営業資料など、すべて一貫して弊社でデザインを行っています。

・ストーリー

1717年に創業した沢の鶴は米屋を営む初代喜兵衛が副業で始めたことを発祥としています。米や宮水の生命力を生かし、丁寧に人の手で世話をして作られる、純米酒・コメだけの酒にこだわり続け、毎日飲める飲みやすいお酒を沢の鶴は作り続けています。2015年頃、小林は沢の鶴から相談を受けます。しかし、その内容はとても抽象的でした。そこで問題意識を聞いたり、見学させていただいたりしながら商品の企画や方向性から関わらせていただきました。それで誕生したのがSHUSHU(シュシュ)でした。

・変化したこと(結果)

「瓶のまま飲む日本酒」を300年続く、日本酒メーカーが出すことは大きな挑戦でした。しかしリリースしてからイベントなどでの若者が躊躇なく瓶のまま飲む姿を見て、その気持ちは大きく変化しています。日本酒とは思えないパッケージと、その飲み方はこれまで雰囲気に合わなく導入できなかった飲食店、酒器がなかった飲食店などにも国内外問わず新規販路に挑戦しています。国内外に開拓しています。


 
 
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